ブラック企業あるある「報告・連絡・相談」の報連相

ブラック企業

会社員にとってとても重要な報告・連絡・相談。いわゆる報連相(ほうれんそう)ってやつです。

これがとても厄介でして、私の経験談と「こんな会社辞めてやる!」と思ったエピソードです。

報連相は誰のため?責任者の為?現場の為?良い気分になる為?

会社員になると誰もが聞かされた言葉があると思います。報連相

これは報告・連絡・相談の略ですね。

いろんな場面でほとんどの社会人が無意識に行っていることです。

現場がある程度の仕事を勧めた時に責任者に報告する。

その過程でなにか問題があれば責任者に報告する。

それに対して責任者はなんらかのアクションをする。

問題が発生したら責任者は現場に問題の解決方法を伝える。

ただそれだけのことなので、普通の会社では普通に行われていることですね。無意識に。

話しかけやすい雰囲気を出している責任者はどんなことでも情報が入るから絶対に得してるって。

でもいるんですよ。トンデモ責任者は。

トラブルに直面したとき、一緒に解決してくれようとする責任者は良い責任者

私の会社の場合は食品の卸問屋なので、一番多いトラブルはお客様の誤発注と私たちの誤出荷。

次に多いのはメーカーから仕入れた商品が欲しい商品と違うものが届いた場合。

これも原因はこちらの誤発注とメーカーの誤出荷の2パターンがあります。

あとはお客様に届いた商品に問題があったとき。いわゆる不良品ってやつですね。

不良品のクレームの内容は様々でして、髪の毛が入っていたなんてのは日常茶飯事。

缶詰の中から段ボールのホチキスの欠片が出てきたこともありました。食べ物なのでシャレになりませんね。

あとは冷凍食品が解けた状態で納品されたとか。

まぁ、一日どれか一回はあるクレームです。

どんなクレームであれ、お客様からのクレームは大なり小なり責任者に報告する義務はあると思います。あくまで私の私見ですが。

不良品が届いた、違うものが届いたって時には交換すれば良いのですが、ここからが問題。

良い責任者は責任者なんだからちょっと面倒くさそうにしながらも、商品を交換しにお客様のところへ謝罪も兼ねて対応してくれたりします。

責任の所在がどこにあれ、我々問屋としては、これはかなり良い責任者になります。

で、今回のクレームの原因、責任の所在は、なぜミスが起こったか、そのミスはどうしたら今後防げるか、何気なく現場に考える意志を与えます。

これはダメな責任者。能力無いのにゴマすりだけで責任者になったようなヤツ

ではダメな使えない責任者とはどんな奴か。

上記で述べたようなクレームが発生した場合。

「俺に行ってどうするつもりだ!?責任者の俺にわざわざ交換に行けってか!?」って怒るだけ怒って結局解決のために動かない奴。

自分が面倒くさいから文句を言うだけ言って動かず、さらには、

「なぜこんなミスが起きるんだ!?報告書作って今日中に出せ!」

とか始まる。

すると現場は今後どうするか。なにかトラブルが起きた時、

「あいつに言っても余計にややこしくなるだけだからこっちで解決させちまおう。」

と現場だけでクレームの対処をして報告も連絡も相談もしなくなるのが普通の流れですね。

そういう奴に限ってイレギュラーが起こっていたことを後から知ったとき、

「なんで報告しないんだ!?」

って怒鳴り散らしたりするんだけど、こっちとしては

「お前に報告したところで解決しねーだろ」

って思っちゃってるの。こんな責任者いらないよね。さらにこんなやつに限って

「この会社は報連相が出来てない」とか朝礼の場て言っちゃったりするの。

私、なんか可笑しくなっちゃってその場で鼻水吹き出しちゃった。

そもそもなんだけど、誰もお前と会話したくねーから報告しねーんだよ。

だからお前会社でも誰も話しかけてくれねーんだよ。

はぁー。どうやったら分かってくれるのかなぁ。この責任者に。

会社辞めたい・・・。

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